キレる人は亜鉛不足かも
心が不安定になる時、気持ちだけではなく、実際に脳の中で何かが起きているのかもしれません。
脳の記憶力の維持には、神経細胞の伝達がきちんと行われることが必要です。
そして、これがスムーズに行われていないと、感情のコントロールも不安定になります。
亜鉛は神経細胞において刺激伝達物質を作るのに必要な成分で、
脳の機能、精神の安定を維持するために不可欠な元素です。
不足が続くとイライラしたり、落ち込みやすくなったり、うつを招く原因になります。
イライラしている人に「カルシウムが足りない」と牛乳を飲ませるイメージがありますが、
カルシウムを体内に運ぶ役割をするたんぱく質を合成するときにも、亜鉛が必要です。
これは細胞分裂を必要とするところに重要な役割を持っています。
最近の子供たち、また大人たちが突然「キレる」原因のひとつにも亜鉛不足があげられます。
偏食がちな子供や、不規則な食事の大人、ストレス社会に生きる若者たち、
それぞれが体が必要な栄養素がきちんと摂取されるだけで、
キレる行動やうつなどの病に侵されることを防げるかもしれません。
細胞分裂に重要な役割を持つ亜鉛が不足すると、正しいDNAが作れないことがあります。
細胞分裂がうまくできないということは、新陳代謝も正しく行われなくなり、
皮膚や体の再生、成長に影響がでることがあります。
そして間違ったDNAを作り続けることにより、最悪の場合、癌化につながります。